「霧が丘音頭」を知ってますか? 推進会がまだ「みんなでまちづくりクラブ」だった時期に、草木公園で開催した「霧が丘思い出まつり」のためにつくられた音頭です。音頭の常識をくつがえすポップなノリで、子どもたちもノリノリで踊ってくれましたっけ。
これからも「霧が丘音頭」で地域を盛り上げていきましょう。それ、パパパン、パパン、パパンとネ!
作詞作曲:N.U.(庭瀬幸一郎、宇田晋也)
振り付けデモ:松井みゆき
あ、それ あ、それ、それ…
(1)
緑かがやく丘 小鳥さえずる声
笑顔と笑顔の 通うこの路
楽しい思い出も 悲しい出来事も
受け止めてくれる 会いたい人がいる
あ~あ~ この街が(あ、それ)
あ~あ~ ふるさとさ(あ、よいしょ)
泣いて笑って 心合わせた
ここがまほろば霧が丘
あ~あ~ この街で(あ、それ)
あ~あ~ よかったな(あ、よいしょ)
みんなでつくろう ああ~ 霧が丘
(2)
やさしい夕暮れに あの頃を語れば
おもいで光り 心ぴっかぴっか
その胸いっぱいに 夢と希望抱いて
肩くむ仲間と 歩いてきた
(それ、それ、それ、それ)
あ~あ~ この街が(あ、それ)
あ~あ~ ふるさとさ(あ、よいしょ)
ここに帰れば みんな「きりっ子」
ここがまほろば霧が丘
あ~あ~ この街で(あ、それ)
あ~あ~ よかったな(あ、よいしょ)
未来へはばたく ああ~ 霧が丘
はっ、あ、それそれ…
まほろば、まほろば
きりっこ、きりっこ
まほろば、まほろば
きりっこ、きりっこ
いよぉ~ 霧が丘
あ~あ~ この街が(あ、それ)
あ~あ~ ふるさとさ(あ、よいしょ)
泣いて笑って 心合わせた
ここがまほろば霧が丘
あ~あ~ この街で(あ、それ)
あ~あ~ よかったな(あ、よいしょ)
みんなでつくろう ああ~ 霧が丘
未来へはばたく ああ~ 霧が丘
あ、それ それ、それ…
あ、それ
はっ。
「霧が丘思い出まつり」は、2014年9月6日に草木公園で開催しました。このお祭りは、横浜市の助成事業「ヨコハマ・アートサイト」エントリ企画として開催したものです。
ヨコハマ・アートサイト2014実施レポートPDF(霧が丘思い出まつりはP.14-15に掲載)
霧が丘思い出まつり「里帰りイルミネーション盆踊り大会」は、ワークショップでLEDの入ったピカピカ帽子をつくり、それをかぶって参加するお祭りです。参加型のお祭りを通し、自分の住むまちを大切に思える機会をつくるためスタートしました。今回は初開催ということもあり地域内連携のむずかしさもありましたが、チラシを持参してPR活動を続けていると、開催が近づくにつれて「楽しみにしている」とまちの人から応援の声を聞くことも増えました。
「思い出企画」として、街の中心地小学校跡地の校庭では「思い出ツアー」を開催。卒業生や先生が再会を喜びました。夕方からは、霧が丘のまちがつくられはじめた頃の風景写真や空撮写真などを投影した「思い出スクリーン」も始まり、徐々に雰囲気が高まっていきます。
盆踊り会場となった草木公園には、お祭のシンボルとして、現代美術家・椿昇さんの大型バルーン作品、原生植物をモチーフにした「ビフォアフラワー」を中央に設置し、こどもたちが自由に触って楽しみました。夜には灯りが灯り、大きくカラフルなその姿は存在感を増していきました。
暗くなってからの盆踊りタイムでは、今回の企画の目玉である霧が丘のまちの応援歌「霧が丘音頭」をお披露目しました。この歌は、横浜で活躍するフォークデュオのN.U.と、振り付けの松井ゆきみさんの力を借りることで印象的な仕上がりとなりました。地元有志で踊り手グループ「きりきりまい」も結成。練習会を繰り返し、お祭り当日は光る浴衣とピカピカ灯籠帽子を身に着けて踊りを先導しました。
普段は暗闇に沈む公園が光の乱舞に包まれ、祝祭感あふれる幻想的な空間となりました。光の発信が、人そのものの発信に通じるところがあるのでしょう。アンコールに応え何度も繰り返し演奏される「霧が丘音頭」を聞きながら、このまちだけの盆踊りが、新たな思い出として、このまちを元気づける力になったのだと確信しました。